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介護士を辞めたい?

長くはたらくための介護求人の見かた、探しかたを伝授しましょう

「介護業界ではたらきたい!」

そう思って求人を見るけど、たくさんありすぎてどこが良いか分からない・・・。

なんてことはありませんか?

お給料、保険、休日・・・確認したいところはたくさんあるけど、一番チェックしなくちゃいけないのはどれ?

ここでは、介護職の求人でチェックするべきポイントについてご紹介します!

 

こんな会社はダメ!ここをチェックしよう

頭を抱える女性介護士のイラスト

いざ就職してから「こんなはずじゃなかったのに・・・」と思っても、なかなか辞めづらいものですよね。

ならば、そんなブラックな会社は最初から避けるべし!

介護職の求人は、「こんなところはヤバい」というチェックするべき項目がいくつかあります。

後で後悔することがないように、しっかり確認しましょう。

 

いつも求人を出している施設や事業所

「あれ、この会社先月も見たような・・・」

なんて「見覚えのある会社」はやめておきましょう。

ずっと求人を出しているということは、

  • 採用した人が長く続かず辞めていく
  • 今いる職員が辞め続けていて人が足りない

という可能性が高いです。

どちらにしろ、職場の環境が悪いことには間違いないので、たとえ就職できたとしても長くはたらけるかどうか微妙なところではないでしょうか。

また、ハローワークにしか求人を出していないところも注意が必要です。

ハローワークは無料で求人情報を出せるので、まずどこの会社も利用しますが、人が足りなくて困っているけどちゃんとした人が欲しい、という会社は、ハローワーク以外の求人誌などにもお金を払って情報を載せています。

たくさんの人に求人を見てもらって、広く募集したいという気持ちがあるからです。

無料で済むハローワークだけに募集を頼っているところは、そもそも良い人材を確保したいという気持ちがあまりないのかもしれません。

 

職員の人数が少ない施設や事業所

介護業界は、成長産業として注目されています。

そのため、近年は小さな施設や事業所がたくさん開業しています。

経営年数が少ない上に規模の小さな事業所などは、少ない人数で仕事を回しているところが多く、ひたすら忙しいだけ、という現実もあります。

また、職員の待遇についてもきちんと管理できる人がいない場合が多く、サービス残業は当たり前、休日出勤も断れないなど、はたらく環境が整っていないところもまだまだあります。

なので、開業して3年以内のところは注意が必要です。

「開業して間もない」「いつも求人が出ている」「はたらいている職員の人数が少ない」ような会社は避けた方が良いかもしれません。

ただ、開業したばかりの施設や事業所は、経営がしっかりしていれば今後職員の待遇が安定していく可能性もあるので、会社の理念と自分の信念と合う部分がある、どうしても仕事の内容に興味があるなど、気になる会社は面接だけでも受けてみると良いでしょう。

面接の時に、会社の雰囲気や職員の様子など、しっかり確認してくださいね。

 

面接官の態度が圧迫的・高圧的

「あなた、何か病気持ってない?うちでは体とか精神が弱い人はお断りしてるんだけど」

これは、実際に面接の時に言われた言葉です。

第一声がこんな言葉じゃ、はたらく気持ちなんて消えちゃいませんか?

面接する人は、今後上司や上層部として付き合っていかなければならない人です。面接に来る人をちゃんと職員として迎える気持ちがあるのかどうか、しっかりと見極めましょう。

本当に「良い人材」を欲しがっている会社なら、あなたをひとりの社会人として尊重するはずです。

上の発言をした人は、「とりあえず欠勤せず現場に出てくればいい」という考え方で、当日欠勤は代わりを見つけないと認めない、有給休暇も取得は難しい、とはっきり口にしていました。

こういう会社が、入社したあともしっかり社員の面倒をみてくれるとは、とても思えませんよね。

面接は、その会社の雰囲気だけでなく、そこではたらく人たちの様子を知る唯一のチャンスです。

これからここでやっていけるかどうか、自分の目でしっかり確かめてくださいね。

(ちなみに上の会社はもちろんお断りしました)

 

「明日から来れる?」など就業を急かさせる

ろくに話をしないうちから、「明日から早速来てね!」などと言う施設や事業所も、やめておいた方が良いでしょう。

一方的に就業を急かしてくるのは、一刻も早く現場に出て欲しい、それだけ人が足りずに困っている証拠です。

え、もうはたらけるの?と思っていざ出勤してみたら、てんやわんやの現場でろくに指導もしてもらえず、ひたすら作業に追われるだけ、ということも。

まともな会社であれば、入社日はお互い同意できる日にする、入社後のスケジュールの説明があるなど、あなたを迎える体制を整えるはずです。

新しく来た人をいきなり現場に放り込もうとするような会社はやめておきましょう。

 

どうやって探す?長くはたらける会社

手を打つ女性介護士のイラスト

では、逆にどんな会社ならはたらいても大丈夫!と思えるのでしょうか。

お給料がいい、やりたい仕事ができる・・・

自分の希望に合う、というのは大切なことですね。

もちろんそれ以外にも、チェックしておいて損はないところがあるんですよ!

 

医療法人や社会福祉法人など大手の会社

病院が運営する医療法人から独立した施設や事業所などは、規模が大きいので経営が安定しているのが特徴です。

医療がメインなので医師や看護師も含めて職員の人数が多く、お給料なども他の施設や事業所と比べて高い傾向にあります。

また、社会福祉法人は介護をメインとした活動が中心になるため、介護職の人でも管理職になれたりと、キャリアアップしていきやすいのが特徴です。

社会福祉法人の場合は、設立に国の許可が必要で、定期的な「監査」というチェックを受けることになります。

なので職員の待遇が悪化しにくいというメリットもありますね。

長くはたらくなら、経営の安定した大手が運営する会社を選ぶのも、ひとつの選択肢だと思います。

 

ボランティアで経験してみる

介護のお仕事に興味はあるけど、いきなりはたらくのは不安、という時は、まずボランティアとして現場を経験してみるのも良い方法です。

今は、多くの市町村で介護施設や高齢者の家を訪れる「介護支援ボランティア」などの募集を行っています。

少しでも現場の様子を知っておくことは、その後の会社選び、また面接の時にも役に立ちます。

 

「その道のプロ」に評判を聞いてみる

もし介護職で働いている人が周りにいるなら、関心のある施設について尋ねてみるのも良いと思います。

職場のことだけでなく、利用者さんの様子や雰囲気など、求人の情報だけでは見えてこないものを聞かせてもらえる可能性も。

ケアマネジャーのように多くの施設を知っている人なら、参考になる意見がもらえそうですね。

 

派遣会社に登録してみるのもオススメ

近くに頼れる人がいない時は、派遣会社に登録してみるのもオススメです。

今は介護職専門の派遣会社も登場しています。

介護職専門なら、普通の派遣会社より施設や事業所について持っている知識が全然違います。

派遣会社に登録すると、あなたの希望に合った会社を探してくれるコーディネーターという人がついてくれますが、分からないことや知りたいことは何でも話してしっかりと探してもらうことができます。

気になる会社があれば、電話で問い合わせだけしてみることもできますよ。

 

まとめ

いかがでしたか?

実際は、長くはたらける会社かどうかは、入社してみないと分からないのが現実です。

ですが、ダメなところは求人の内容も適当だったりいい加減だったりすることが多いので、まずは間違ってもこういうブラックな会社に就職してしまわないように、応募の段階でしっかり見極めることが大切。

求人の内容は良かったけど、いざ面接に行ってみたらとんでもない会社だった・・・ということもありえます。

たくさんの会社を受けてみて、会社の様子を比べてみるのも良いかもしれませんね。

後で後悔することがないように、会社選びは慎重に行いましょう!

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